专利摘要:

公开号:WO1980002798A1
申请号:PCT/JP1979/000154
申请日:1979-06-18
公开日:1980-12-24
发明作者:Y Uemura;S Funakoshi;M Nagatomo;T Suyama
申请人:Green Cross Corp;Y Uemura;S Funakoshi;M Nagatomo;T Suyama;
IPC主号:A61K47-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 抗 ト 口 ン ビ ン製剤及びその製法
[0002] .' 技術分野 . ■
[0003] 本発明は人由来抗 ト ロ ン ビ ン - ΙΠを主成分と して凍 結乾燥した抗 ト 口 ン ピ ン製剤及びその製法に関する も のである。
[0004] 背景技術
[0005] 血液の凝固作用を有する ト ロ ン ピ ン がフ ィ ^ リ ン に 作用 して フ イ リ ンモ ノ マ ーを作 り 、 このも のが重合 する こ とに よ り 網目 状の フ イ リ ン糸が形成され、 同 時に こ の中に血球が抱込ま れて血栓を生じ、 止血する こ とは広 く 知られている。
[0006] ト ロ ン ビ ンは通常は不活性なプ ロ ト ロ ン ビ ン と して 生体内に存在しているが、 時に僅かずつ活性化されて ト ロ ン ビ ン と な る こ と も あ る。 しかし これらは生体内 に同時に存在する抗 ト 口 ン ピ ン類に よって中和'される の で、 直ちに凝固が起る こ と は い。
[0007] しかし消耗性凝固異常症 ( D I C ) ゃ脱フ イ ブ リ ン 症 どでは、 生体内でのフ。 口 ト ロ ン ビ ン の活性化が異 常 に亢進し 、 抗 ト ロ ン ビ ン類に よ る 中和作用に打勝つ て凝固が起 り 、 生体内の随所に血栓が生 じる こと にな る
[0008] 従って ! I c な どの異常症は抗 ト ロ ン ピ ン作用を補
[0009] ( OMPI 強する こ と に よ り 治療する こ とができ る。 ^体内にお いて抗 ト ロ ン ピ ン作用を有する も の と しては抗 ト ロ ン ピ ン - m , フ ィ リ ン又はその分解産物、 び2— マク ロ グ ロ ブ リ ンな どがあ るが、 これらの中で抗 ト ロ ン ピ ン - ΠΙが最も強い作用を有し、 従って安定 ¾形 製剤化 される こ と が期待されて る。
[0010] こ こ に抗 ト ロ ン ピ ン - m と は ト ロ ン ピ ンを不活性化 する物質であって、 人の全血、 血漿あるいは血清の中 から回収される。 凝固した血液から圧搾される血清に は この物質を含んでお り 、 このも のは純化した線維素 原を凝固し得ない。
[0011] 抗 ト 口 ン ピ ン - ΙΠ の精製法と しては、 水酸化ア ル ミ ニ ゥ ム吸着法、 D E A E - セ ノレ ロ ー ス イ オ ン交換ク ロ マ ト グ ラ フ ィ 一法およびへパ リ ン セ フ ァ ロ ー ス吸着法 ( 特開昭 4 8 - 3 5 0 1 7 号公報 ) な どがある。 これ らの方法で得られた抗 ト 口 ン ピ ン - inの安定性をみる と、 液状では比較的安定ではあ るが、 一般的に蛋 白質 ¾ どの長期安定化に最も有効と されている凍結や凍結 乾燥ではむし ろ、 抗 ト 口 ン ピ ン - ΠΤは損失が大きい。
[0012] 抗 ト ロ ン ピ ン - ] Πは液状ではあ る程度安定なため、 液状で製剤化する こ と も可能ではあるが、 液状の製剤 は長期間保存する と活性の低下をま ねき かつ 口 ッ ト に よっては不溶物を析生する どの欠点があるため好ま し く るい。
[0013] こ の よ う に抗 ト ロ ン ビ ン - ΙΠの精製法は既にい く つ か報告されてい る も のの、 得られた ものを長期間安定 化させる方法が未開発であったため、 医薬と し ての製 剤化は未だ完成 されてい かった。
[0014] 本発明者らは抗 ト ロ ン ビ ン - ΙΠの製剤化研究及び凍 結乾燥に ける安定化法の研究を続けた結果その安定 化剤を見い出し 、 安全でかつ長期間安定化された形で 抗 ト ロ ン ピ ン - Hiを主成分 と して凍結乾燥した抗 ト 口 ン ピ ン製剤を開発する こ とに成功し、 本発明を完成し た。
[0015] 本発明の 目的は抗 ト ロ ン ピ ン - inを主成分と して凍 結乾燥 した安全で長期間安定 抗 ト 口 ン ピ ン製剤並び にその製造方法を提供する こ とであ る o
[0016] 本発明の他の 目 的並びに利点は以下の記述に よ り 明 らかに されるであろ う 。
[0017] 発明の開示
[0018] 本発明に よ り 人由来の抗 ト π ン ピ ソ - inを含む安定 抗 ト 口 ン ピ ン乾燥製剤が提供され 、る
[0019] 本発明 はまた蛋 白質、 糖類、 ア ミ ノ酸、 無機塩及び 有核酸塩 よ り 選ばれた少 く と も 1 種の安定剤の有効 量及び主成分と し ての抗 ト ロ ン ピ ン - mを含む抗 ト ロ ン ビ ン乾燥製剤を提供する。
[0020] さら に本発明に よれば人由来抗 ト π ン ビ ン - UIの水 溶液を、 蛋 白質、 糖類、 アミ ノ酸、無機塩及び有.機塩か ら成る群から選択した少 く と も 1 種の安定剤の有効 量の存在において凍結乾燥する こ と を ½徵とする抗 ト ΟΜΡΙ n ン ビ ン乾燥製剤の製造方法が提供される。
[0021] 本発明に用いられる抗 ト 口 ン ピ ン - ΠΙは公知のあら ゆ る方法に よ って精製されたも ので ( 純度 3 0 以上) あればよ く 、 抗 ト ロ ン ビ ン - ΠΙ 自体は特に限定される ものではない。
[0022] 抗 ト 口 ン ピ ン - IEの凍結乾燥処理における安定化剤 は生理学的に受入れられる も のであって、 塩化ナ ト リ ゥ ム , 塩ィヒカ リ ウ ム , リ ン酸ナ ト リ ウ ム , リ ン酸 カ リ ゥ ム , 炭酸水素ナ ト リ ゥ ム等のよ う な無機塩、 ク ェ ン 酸ナ ト リ ウ ム , ク ェ ン酸カ リ ウ ム , 酢酸ナ ト リ ウ ム , シ ユ ウ酸カ リ ウ ム等の よ う な有機塩、 アル ミ ン , グ ロ ブ リ ン , フ イ リ ノ ゲ ン , ゥ ロ キナーゼ , フ。 ラ ス ミ ノ 一ゲ ン , ゼ ラ チ ン等のよ う な蛋 白質、 マ 二 ト ール , グ ル コ ー ス , サッ 力 ロ ー ス , へパ リ ン等の よ う な糖類、 及びグ リ シ ン , リ ジ ン等の よ う な ア ミ ノ酸が挙げられ る。 尚 これら安定化剤は抗 ト ロ ン ビ ン - m中に含有さ れる こ と のある肝炎 ゥ ィ ル ス の不活化加熱処理におけ る安定化剤の作用を も有する。
[0023] 各安定化剤の有効量は抗 ト 口 ン ピ ン - nrの 1 重量部 に対して 0 . 1 〜 5 . 0 重量部を水溶液に含有させる こ と で十分である。 こ に例示した安定化剤の う ち蛋 白質、 糖類及びア ミ ノ 酸は製剤の賦形剤と も なるから、 他の 安定剤 と共用する と都合がよい。 お 2 種以上.の安定 化剤を混合して使用する場合において も 添加物の総量 がそれぞれ上記範囲内であればよ い。 こ れら の安定剤は相応する量を適当 濃度 と pHの抗 ト 口 ン ピ ン - ΠΙ水溶液に溶解する。 生成水溶液の濃度 は等張の 0.1 から 5 倍高張の範囲 と し、 よ り 好ま し く は等張濃度であ る。 水溶液の pHは 6.2 〜 9.0 に調整し、 5 特に pH 7 〜 8 に調整するのが好ま しい。
[0024] 抗 ト ロ ン ピ ン - m及び会定化剤を含む水溶液は、 必 要があれば肝炎 ウ イ ルス の不活化加熱処理 ( ό 0 °C!、 1 0 時間 ) 或いは除菌^過或 はその両方を行った後、 包装単位に従 1,0 0 0 〜 1 0 0,0 0 0 単位の抗 ト 口 0 ン ピ ン - inを含むよ う に分注し、 こ の分注液を急速に 凍結荬燥し て粉末製剤 とする
[0025] 得られた抗 ト 口 ン ピ ン乾燥製剤の組成は抗 ト 口 ン ピ ン - ΠΙの 1 重量部に対して 0.1 〜 5.0 重量部の安定化 剤を含有する。
[0026] 15 本発明製剤を D I C ゃ脱フ ィ ザ リ ン症患者に適用す る際は、 注射用蒸留水に よつて抗 ト ロ ン ビ ン - EIの約
[0027] 1 〜 1 0 wzv %溶液を調整し 、 よ り 好ま し く は生理的 に等張る塩濃度に調整して静脈内に投与す o m. は必要に応 じて適宜に選択でき る も のであ り 、 一般的
[0028] 20 には包装単位に従って使用する。 本発明製剤は凍結乾 燥処理にお てその活性を少し も損失する こ と な く 、 経時安定性については 5 7 °Cで約 2 4 か月 間保存して も全 く 安定であ り 、 抗 ト ロ ン ビ ン - ΠΙを主成分とする 抗 ト ロ ン ビ ン製剤と して医療分野にお て極めて有益 こ し 4 ^ ο 本明細書及び請求範囲にお ^て抗 ト ロ ン ピ ン - 瓜の 力価は、 ト ロ ン ピ ン と試料と を 2 8 °Cで 5 分間反応さ せ、 これに フ ィ ザ リ ノ ゲ ンを加えた時に凝固時間が ど の程度延長されるかを測定し、 予め作成しておいた検 量線よ り その力価を算出した。 この時の単位の基礎は 正常人血漿を 5 ό ¾で S分間加熱処理し、 脱 フ イ リ ンを行った上清液の示す抗 ト ロ ン ピ ン活性を便宜上
[0029] 1 0 0 単位 z ^と した。
[0030] また本明細書及び請求の範囲中 W/ は水溶液単位 容量当 り の溶質の単位重量の百分率を示す。
[0031] 発明を実施するための最良の形態 次に実施例及び実験例を挙げて本発明をさ らに詳し く 説明する。
[0032] 実施例 1
[0033] コ ー ン の冷ァノレ コ 一ノレ分画 feで得られた画分 IV- 1の ペー ス ト 1 0 を生理食塩水 1 0 0 に懸濁し、 硫酸 パ リ ゥ ム を 5 % に る よ う にカロえ 、 室温で 5 0 分 間攪拌し、 微量に存在する プ ロ ト ロ ン ピ ンを硫酸パ リ ゥ ム に吸着させて除去した o この上清液にポ リ ェ チ レ ンゲ リ コ ール 寺 4 0 0 0 を 1 5 になる よ う に加 え、 生じた沈澱を遠心分離して除き 、 さ ら に ポ リ ェチ レ ン ク、"1 リ コ 一ノレ f 4 0 0 0 を 5 ° にる る よ う に 加え、 生 じた沈 ¾ ¾ί ;¾ 'し、分離して回収し た。 こ.の沈澱 を冷生理食塩水約 2 0 ^ に溶解し、 予め調製 されたへ ノヽ0 リ ン セ フ ァ ロ 一ス の カ ラ ム へ注入し 、 抗 ト ロ ン ピ ン
[0034] 0 PJ - HIを吸着させた。 この カ ラ ムを 0 ,4 M の塩化ナ ト リ ゥ ム溶液で洗浄して不純蛋 白を除いたの ち 、 2 .0 Mの 塩化ナ ト リ ヴ ム溶液を 力 ラ ム に流して溶出 し て く る部 分を抗 ト 口 ン ピ ン - ΠΙの画分と し て集めた。 収量は
[0035] 5 1 0 1 04 単位であ り 、 出発原料の約 5 0 % の回 収率であった。 ·
[0036] こ の よ う に し て得られた精製抗 ト 口 ン ピ ン - ΠΙの水 溶液をク ェ ン酸ナ ト リ ウ ム 0 . 5 v 及び塩化ナ ト リ ゥ ム 0 . 4 v に対して 1 夜透析を行い抗 ト ロ ン ピ ン - Π [ の 1 WZV 水溶液を調整し こ れ に 、 ヒ ト ア ル ^ ミ ン 1 WZV %を加え、滅菌した ミ リ ポア フ ィ ル タ ーを用い て除菌 過し、 5 0 , 0 0 0単位ずつ分注し、 凍結乾燥 を行って乾燥製剤と した。
[0037] 凍結乾燥後の力価は 5 0 , 0 0 0 単位であ り 、 凍結乾 燥に よ る力価の損失は認められ かつた。 こ の も のは 5 7 °Cで 2 4 か月 間以上放置して も 力価の低下および 溶解性の悪化は全 く みられず、 極めて安定であった。
[0038] ま た こ の凍結乾燥製剤を注射用蒸留水に溶解し、 5匹 の マ ウ ス 4 0 , 0 0 0 単位 Z 相当量を尾静脈 よ り 投 与 して 7 日 間観察を続けたが、 何ら異常は認められな かった。 ま た同 じ溶解液を家兎に 5 , 0 0 0 単位 Z 投 与して 2 4 時間観察したが、 体温の異常変化を認め かった。 .
[0039] 実施例 2
[0040] 正常人血漿 1 リ ッ ト ルを 5 ό °Cで 5 分間加熱処理し
[0041] OMPI
[0042] 、 WiPO~ て析出 して きた フ ィ ブ リ ンを遠心分離して除き 、 その 上清に硫酸パ リ ゥ ム を 5 W に加え 1 時間攪拌を行 つた。 遠心分離して硫酸パ リ ゥ ムを除き 、 この上清に モ ン ク ハ ウ ス ( Monkhous e ) らの方法を用いて水酸ィ匕 ア ル ミ - ゥ ムに よ る吸着を行'い溶出処理を経て準精製 抗 ト ロ ン ピ ン - EIを得た。 - こ の溶出液を 0.0 の酢 酸緩衝液で平衡化させた D E A E - セ ル ロ ー ス カ ラ ム へ注入し、 抗 ト ロ ン ビ ン - mを カ ラ ムへ吸着させた。 次に同 じ緩衝液でカ ラ ムを洗浄した後、 1 M の塩化ナ ト リ ゥ ムを用いて濃度勾配溶出操作を行い 、 抗 ト ロ ン ピ ン - HIの活性の高い部分を回収した。 収量は
[0043] 1 04 単位であった。 こ の抗 ト ロ ン ピ ン - ΠΙの水溶液 にク ェ ン酸ナ ト リ ゥ ムを Ο.ό Mの濃度に加え、 PH 7.8 に修正した後、 肝炎 ウ ィ ル ス不活化のため ό 0 °Cで 1 0 時間の加熱処理を施し、 続 て 0.9 %塩化ナ ト リ ゥ ム溶液に対し 1 夜透析を行い、 更に遠心分離を行つ て澄明な液 と した。
[0044] こ の抗 ト ロ ン ビ ン - ΙΠの 1 V 水溶液に マ ン ニ ト
[0045] V". v W
[0046] —ノレ 2 V とと クク ェェ ンン酸ナ ト リ ウ ム 0.2 v を加え、 塩化ナ ト リ ウ ム力; 0.5 v に る よ う に少量の冷蒸 留水で希釈し 、 1 N の水酸化ナ ト リ ゥ ムで PH 7.0 に調 整した後、 滅菌 した ミ リ ポア フ ィ ル タ 一で除菌^過し、 5 ,0 0 0 単位ずつ分注し、 凍結乾燥を行って乾.燥製剤 と した。
[0047] 凍結乾燥後の力価は 4 9 5 0 単位で損失はみられな OMPI かった。 また室温で 2 4 か月 間以上放置して も溶解性 に変化 く 、 力価の損失も みられ ¾かった。
[0048] 実施例 1 と同様に し て マ ウ ス に 1 0 , 0 0 0 単位 ζ を投与して 7 日間観察を続けたが異常はな く 、 正常に 体重は増加し安全であった。 又同 じ溶解液を家兎に 2 ,0 0 0 単位 を投与して 2 4 時間観察したが、 異
[0049] I¾ よ P/ られ ¾かつた。
[0050] 実施例 δ
[0051] 実施例 1 で得られた精製抗 ト ロ ン ピ ン - mの 1 /V 水溶液にグ リ シ ン 1 WZV , 塩化ナ ト リ ウ ム 0 , 2 w V °h および ヒ ト アル ミ ン 1 WZV とを加え、 PHを
[0052] 7 2 に調整した後 、 滅菌 ミ リ ポ ア フ ィ ル タ 一 で除菌^ 過し、 5 0 ,0 0 0 単位ずつ分注し、 凍結乾燥を行って 乾燥製剤と した。 乾燥後の力価の損失はる く かつ溶解 性も 良好であった
[0053] 実施例 4 '
[0054] 実施例 1 で得られた精製抗 ト ロ ン ピ ン - mの 1 V 水溶液に ゥ ロ キナーゼ ( ㈱ ミ ド リ 十字製 ) 0.5 V ^ ( 5 0 0 0 υ / ) 、 塩ィ匕ナ ト ·リ ウ ム 0 .5 v ^ お よびマ ン 二 卜 一ノレ W
[0055] 1 WZV と を加え、 pHを 7.2 に調製 した後、 滅菌 ミ リ ボア フ ィ ル タ 一で除菌 過を行い、
[0056] 5 0 , 0 0 0単位ずつ分注し、 凍結乾燥を行って乾燥製 剤と した 。 乾燥後の力価の損失はる く 、 かつ溶解性も 良好であつた。 又 3 7 °Cで 2 4 か月 間放置し て も抗 ト ロ ン ビ ン - IIIの活性は安定であった。 実施例 5
[0057] ゥ ロ キ ナーゼの代 り にへパ リ ン 0 . 1 v を使用し た以外は実施例 4 を く り かえし、 乾燥製剤を得た。 乾 燥後の力価の損失はな く 、 かつ溶解性も 良好であった c 又 3 7 °Cで 2 4 か月 間放置して も抗 ト 口 ン ピ ン - ]]!の 活性は安定であつた。 - 実験例
[0058] 実施例 1 に よ り 精製回収した抗 ト ロ ン ピ ン - IIを使 用 し、 各種安定化剤の添加に よ る経時安定性を比較実 験 .した。 こ の実験は抗 ト 口 ン ピ ン - ΏΙ の液状パルクに 各種安定化剤を添加して凍結乾燥を行 、 乾燥前の活 性を 1 0 0 と して乾燥直後の活性残存率及び 5 7 °Cで の 1 年間の経時試験に よ る活性残存率を調べた。 試料 は抗 ト ロ ン ピ ン - m 5 ο , ο 0 0 単位を含有する 1 の水溶液 ( 0 .5 WZV ) を PH 7 . 5 〜 7 .7 に調整し、 各 種安定化剤を表中に記入した割合で添加した。 これら の実験結果をま と める と第 1 表の通 り である。
[0059] 活 性 残 存 率 安定化剤及びその混入割合
[0060] 乾燥直後 5 力 月 ό 力 月 1 2力月 アルブミ ン ( 1 % ) .' 100 100 100 100 アルブミ ン ( 1 % ) と
[0061] 塩化ナト リ ウム ( 0.5^) 108 105 100 100 塩化ナト リ ウム ( 1%) 101 101 102 101 ァルブ ミ ン (1%)と.
[0062] クェン酸ナト 11ゥ厶 Α , Λ 100 103 102 100 クェン酸ナトリウム( 1.0%) 100 100 101 102 マンニ ト一ノレ ( 1 ^ ) 100 105 101 100 マンニ ト 一ル ( 1%)と
[0063] シユウ酸力リ ゥム (0.5%) 100 100 101 101 ゼ ラ チ ン ·( 1 % ) 101 101 102 102 リ ジ ン ( 1.5%) 100 100 100 101 ア ルブミ ン ( 1 % )と
[0064] クェン酸ナトリウム(0.4%)と 102 105 105 102 塩化ナト リ ウム (0.5%) 無 添 カロ 67 - 00 0 0
权利要求:
Claims

SB 求 の 範 囲
1. 安定剤 と して蛋 白質、 糖類、 ア ミ ノ酸、 無機塩 抗及剤
び有機酸塩 よ り 選ばれた少 く と も 1 種の有効量及び ト ロ ン ピ ン - DI の有効量を含む抗 ト ロ ン ビ ン乾燥製 o
2. 安定剤の量が抗 ト π ン ビ ン - ΠΙの 1 重量部に対 して 0 . 1 〜 5 . 0 重量部である請求の範囲第 1 項の抗 ト ン ピ ン乾燥製剤。
5. 肝炎 ウ ィ ル ス の不活化加熱処理をされた請求の 囲第 1 項の抗 ト 口 ン ピ ン乾燥製剤。
4. 安定剤が蛋 白質、 糖類及びア ミ ノ酸よ り 選ばれ た少 く と も 1 種、 及び無機塩及び有機酸塩よ り 選ばれ た少 く と も 1 種の混合物である請求の範囲第 1 項の抗 口 ン ピ ン乾燥製剤。
5. 蛋 白質、 糖類及びア ミ ノ酸よ り 選ばれた少 く と 1 種の安定剤の量が賦形剤と して作用するに十分る である請求の範囲第 4項の抗 ト 口 ン ピ ン乾燥製剤。
6. 蛋 白質が、 ア ルブ ミ ン , グ ロ リ ン , フ イ ブ リ 人 一ゲ ン , ゥ 口 キ ナ ー ゼ , フ。 ラ ス ミ ノ ーゲ ン及びゼラ チ ンから選ばれた少 く と も 1 種である請求の範囲第 1 の抗 ト Π ン ピ ン乾燥製剤。
7. 糖類力; マ 二 ト ー ノレ , ク、、 ノレ コ ー ス , サ ッ カ ロ ー ス 及びへパ リ ンから遺ばれた少 く と も 1 種である.請求の 囲第 1 項の抗 ト 口 ン ビ ン乾燥製剤。
8. ア ミ ノ酸がグ リ シ ン及び リ ジ ンから選ばれた少 く と も 1 種である請求の範囲第 1 項の抗 ト ロ ン ピ ン乾 燥製剤。
9. 無機塩が塩化ナ ト リ ウ ム , 塩ィ匕カ リ ウ ム , リ ン 酸ナ ト リ ウ ム , リ ン酸 力 リ ウ ム及び炭酸水素ナ ト リ ゥ ムから選ばれた少 く と も 1 種である請求の範囲第 1 項 の抗 ト ロ ン ピ ン乾燥製剤。
10. 有機酸塩がクェン駿塩,酢酸塩及びシ ュ ゥ酸塩か ら選ばれた少 く と も 1 種である請求の範囲第 1 項の抗 ト ロ ン ピ ン乾燥製剤。
1 1. 安定剤と して蛋 白質、 糖類、 ア ミ ノ 酸、 無機塩 及び有機酸塩よ り 選ばれた少 く と も 1 種の有効量の存 在下に抗 ト ロ ン ビ ン - ΠΙを主成分と して含む水溶液を 凍結乾燥する こ と を特徵とする抗 ト 口 ン ピ ン乾燥製剤 の製法。
12. 水溶液の PHが 0 .2 〜 9 . 0 である請求の範囲第
1 1 項に よ る方法。
15. 安定剤 と抗 ト ロ ン ピ ン - ΙΠを含む水溶液が凍結 乾燥の前に肝炎 ウ ィ ル ス の不活化加熱処理にかけられ る請求の範囲第 1 1 項に よ る方法。
1 . 安定剤と抗 ト ロ ン ピ ン - mを含む水溶液が 0 . 1 〜 3 . 0 倍等張液であ る請求の範囲第 1 0 項に よ る方法。
15. D I c及び脱 フ イ リ ン症治療のための請求の 範囲第 1 項の抗 ト ロ ン ピ ン乾燥製剤の使用。 .
OMPI
、 W1PO一-
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US9943601B2|2018-04-17|Etanercept formulations stabilized with combinations of sugars and polyols
FI77985B|1989-02-28|Foerfarande foer framstaellning av en fibrinogenprodukt.
EP0315968B1|1992-05-20|Plasma and recombinant protein formulations in low ionic strength media
FI111224B|2003-06-30|Menetelmä erittäin konsentroidun immunoglobuliinivalmisteen valmistamiseksi
CN1130224C|2003-12-10|低糖份、稳定的、不含白蛋白的一种重组体凝血因子制剂
EP0035204B1|1987-10-21|Pasteurized therapeutically active protein compositions
US4397840A|1983-08-09|Novel erythropoietin product and method for the preparation thereof
JP4588770B2|2010-12-01|タンパク質溶液からアポリポタンパク質を除去する方法
KR100450856B1|2004-10-02|활성 단백질 c 제제
ES2111579T4|2011-12-29|Preparaciones de factor viii estabilizadas.
CA2124690C|2007-09-11|Composition comprising coagulation factor viii formulation, process for its preparation and use of a surfactant as stabilizer
DE2751717C2|1991-01-24|
US8388954B2|2013-03-05|Stabilising formulation for immunoglobulin G compositions in liquid form and in lyophilised form
JP2818898B2|1998-10-30|活性に鋭敏な人のプロテインから成る装薬を作用物質として備えている双室注射器
CA1329760C|1994-05-24|Plasma and recombinant protein formulations in high ionic strength media
JP3616392B2|2005-02-02|アクチン結合性化合物の療法的使用
EP1268551B1|2004-02-25|A METHOD OF PRODUCING IgG
EP1308170B1|2008-11-12|Dried blood factor composition comprising trehalose
CA1341505C|2006-05-09|Intravenously administered polyclonal immunoglobulin preparation containing igm and method of manufacture
US5945098A|1999-08-31|Stable intravenously-administrable immune globulin preparation
BE1004178A3|1992-10-06|Procede de preparation a l'echelle industrielle d'un concentre de facteur von willebrand humain standardise, de tres haute purete, approprie a un usage therapeutique.
DE3400413C2|1992-07-09|
AU670793B2|1996-08-01|Improved solubilization and stabilization of factor VIII complex
JP4472672B2|2010-06-02|血漿の低温殺菌方法
US4203891A|1980-05-20|Method of collecting anti-hemophilic factor VIII from blood and blood plasma using heparin or sodium heparin
同族专利:
公开号 | 公开日
NL181781B|1987-06-01|
NL181781C|1987-11-02|
SE8101065L|1981-02-17|
JPS5495715A|1979-07-28|
GB2064545A|1981-06-17|
CA1126652A|1982-06-29|
BE877439A1||
US4340589A|1982-07-20|
CA1126652A1||
FR2460138A1|1981-01-23|
SE459784B|1989-08-07|
NL7905220A|1981-01-06|
FR2460138B1|1982-10-08|
JPS597693B2|1984-02-20|
BE877439A|1979-11-05|
GB2064545B|1983-03-09|
CH645537A5|1984-10-15|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1980-12-24| AK| Designated states|Designated state(s): CH DE GB SE US |
1982-01-28| RET| De translation (de og part 6b)|Ref country code: DE Ref document number: 2953703 Date of ref document: 19820128 Format of ref document f/p: P |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP53000714A|JPS597693B2|1978-01-07|1978-01-07||
WOJP79/00154||1979-06-18||DE19792953703| DE2953703A1|1979-06-18|1979-06-18|Antithrombin preparation and process for obtaining same|
[返回顶部]